樫原廃寺跡

「樫原廃寺跡」
ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんが学生時代に考古学研究会でいろんな遺跡発掘をされていたということですが、その中に西京区の「樫原廃寺跡」というのがありました。もともと住宅地になるところを吉野さんたち学生の署名活動で保存されることになったそうで今は国の史跡公園になっています。その場所近くは私の幼少時から成人時まで住んでいた場所で懐かしく親しみを覚えました。当時はまだ発掘もされていない単なる草っ原でした。樫原はカタギハラと読みますが隣りの物集女(モズメ)とともに難読地名です。
樫原廃寺は7世紀半ば(飛鳥時代後期)に建立された寺院で復元された八角塔(基壇のみ)を中心に中門、金堂、講堂などの伽藍があったとのことです。

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